最初のクリック点から次のクリック点まで、直線、円弧が消去され、その端部に、「端部処理」記号が作図されます。
「端部処理」記号は、クリックした図形のクラス属性で、作図されます。



円弧を交差処理した場合は、【編集】-【取り消し】メニューを実行しても、作図処理の関係で元の円弧には戻りません。
次の【電気配線-交差の修復処理】ツールを使用して、修復します。

【電気配線-端部処理】
１．ツールパレット【配線交差】から、【電気配線-端部処理】ツールを選択します。

２．電気配線で、その配線である直線、または、円弧上をクリックします。

クリックした位置から近い方の端部に、「端部処理」記号が作図されます。
「端部処理」記号は、クリックした図形のクラス属性で、作図されます。



“他のレイヤを「表示＋スナップ」” では、アクティブレイヤ以外の図形をクリックしても、作図されません。

“他のレイヤを「表示＋スナップ＋編集」” では、クリックした図形のレイヤ上に、作図されます。

このダイアログボックスから縮尺別に、「端部処理」記号の“長さ[mm]”と“角度[度]” を設定します。

したがって、図面の縮尺に関わらず、見かけ上同じサイズの記号を作図することもできますし、 また、縮尺に応じたサイズの記号を作図することもできます。

縮尺は作図中のレイヤの縮尺です。

インストール後の最初のクリックで、“縮尺：１:１、長さ：３mm、角度：６０度”と、 その時の縮尺と、縮尺：１:１と見かけ上同じサイズとなるように、“長さ、角度”が設定されます。

円弧の場合は、設定されている角度に関わらず、常にクリックした位置の接線に対して垂直方向になります。

登録されていない縮尺のレイヤ上で図形をクリックすると、その時の縮尺と、縮尺：１:１と見かけ上同じサイズとなるように、 “長さ、角度”が設定されます。

作図の「単位」は、インチ−フィーと系を除いて、mm、cm、m、km に対応しています。

縮尺は２０まで登録することが出来ます。
２１番目となる縮尺のレイヤ上の図形をクリックした場合、２０番目の縮尺と入れ替わります。