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鷺沼教会月刊誌 Communio (コムニオ 一致)
鷺沼教会では『Communio (コムニオ 一致)』という名の教会報を毎月発行しています。
ここでは、その『Communio』より司祭巻頭言を転載いたします。

2018年7・8月合併号
そそぐ
協力司祭 ウンベルト・カバリエレ
 

モアイと星空 手塚治虫さんは50歳の時、イースター島に行ったことがあるそうだ。まずパリに飛び、そこからリオデジャネイロ→サンパウロ→ブエノスアイレス→サンティアゴを経て、やっとイースター島にたどり着いた。
 彼が「一生に一度でいいから、イースター島に行ってみたい」と思ったのは、小学校5年生のとき。科学雑誌でモアイ像のことを読むと、なんと900体もの石像があるという。手塚少年の胸はときめいた。いろいろな本を読んで調べているうちにまた新たな謎がでてくる。手塚さんは言う。「読んでいるうちに、新しいアイデアが浮かび、新しい作品が生まれる」と。ふくらむ好奇心。手塚さんの40年にわたる漫画家人生を支えてきたものは「好奇心」だった。知識だけがたくさんあっても拡がりがなければ面白くない。知識はネタで、相手の好奇心をくすぐることが大事。好奇心が刺激されれば、誰だって、身を乗りだして聞く姿勢になる。

 例えば、惑星とは何故、惑う星というのか? ふらふらして、迷っているからでしょう。大昔の人は、太陽も月も地球の周りを一日一回まわっていると考えていた。ところが、火星や金星、水星は地球から見ると、不規則な動きをしている。ふらふらしているのだ。だから、迷う星、惑星と名付けられた。
 ネタはワクワクしながら仕込む。そういう人の心にはいつも好奇心が満ち溢れている。その人の話は雑談でも面白い。
 “人工衛星っていつも落ち続けている”と言えば、ええ、本当? と好奇心が湧くのではないだろうか。好奇心は湧くし、話題にもなる。どういうことかというと、地球は丸いので、地面はカーブしている。そのカーブに沿って物が落ちると、いつも下に地面がないので、落ち続ける。つまり、地球の周りを廻り続けられる。人工衛星はこれを実証しているのだという。そのためには、空気抵抗がないこと、秒速7.9kmの速度であることが条件だ。これより遅かったら地上に落下し、これより速かったら地球から離れてしまう。月は地球の周りを、地球は太陽の周りを回っている。これは、すごいことではないだろうか。

 私たちは、何を望んでいるのか心がどこへ向けられているかによって、あるいは好奇心があるかないかによって、人生が決まると思う。好奇心によって、周りの人に良い影響をそそぎ、明るく貢献し、有益となるならば幸いなことでしょうね。

Photo via Good Free Photos / PD


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