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鷺沼教会月刊誌 Communio (コムニオ 一致)
鷺沼教会では『Communio (コムニオ 一致)』という名の教会報を毎月発行しています。
ここでは、その『Communio』より司祭巻頭言を転載いたします。

2018年10月号
聖性のみのりをもたらす祈り ― ロザリオ
主任司祭 松尾 貢
 

ロザリオ 10月はロザリオの月です。故ヨハネ・パウロ2世教皇は2002年10月に出された使徒的書簡『おとめマリアのロザリオ』の中で下記のように述べておられます。
 “おとめマリアのロザリオは、聖霊に導かれて、第2千年期にしだいに形を整えてきました。またおびただしい数の聖人によって愛され、教導職によって奨励されてきた祈りです。第3千年期の曙にあたり、この単純でありながら深みのある祈りは、私たちに聖性の実りをもたらし、ますます重要になってきています”。

 ニコラ・バレで行っているキリシタン史の学びのグループでは、2学期から、帚木蓬生著『守教』上下巻を1章ずつ読んで、分かち合っているのですが、「第1章宣教」のところで、府内のアルメイダの孤児院で育てられた米助が、やがて大友の家臣一万田右馬助の養子となり、養父が大庄屋として高橋村(現在の今村)に赴くとき、名を平田久米蔵と改名します。その彼がアルメイダから教わったロザリオの祈りと唱え方を農民や武士、老若男女に教えてまわる様が実に活き活きと描かれているのです。
 アルメイダ修士が話します。
 “なによりもたいせつなのは、いのりです。すべてはいのりからはじまります。しんとにとって、いのりはよろこびです。そしてよろこびは、どこまでも、つたわります。”
 司祭が1年に一度、時には3年に一度しか訪れず、ミサに与ることがめったにない高橋村にあって、ロザリオの祈りが信徒の信仰を養っていくのです。

 ロザリオのことを別名、コンタツといいますが、ラテン語のCONTARE(数える)に由来します。数珠を祈りに使う伝統は諸宗教でしばしばみられる現象ですが、キリスト教の祈りの歴史のなかでも、主の祈りを小石や木の実、穀物の種子などを繰りながら唱える例もありました。
 11世紀から、短く反復できる祈りとしてアヴェ・マリアが普及し、シトー会士によって広められていきました。当初は一日にアヴェ・マリアを150回唱えることが原則とされていましたが、やがて一日50回と限られることになります。13世紀初頭、聖ドミニコがロザリオの祈りを広めたと言われています。10回アヴェ・マリアを唱える毎に1回、主の祈りを挟む方法を始めたのは14世紀のカルトゥジオ会修道士でした。さまざまな実践から、アヴェ・マリアの祈りに加えて、マリアと関わりの深いイエスの生涯の出来事を黙想する方法が考案され、現在のロザリオの形になっていきました。
 ロザリオはラテン語のRozariumに由来します。Rozariumは「バラの冠」という意味で、珠を繰りながら唱えるお祈りが、バラの花輪を編むような形になるから、という説もあります。

 マザー・テレサはロザリオに関して次の言葉を残しました。
「人びとはこれ以上、祈りについての話を聞きたくありません。実際に、あなたが祈る姿を見たいのです」
「人びとは、ロザリオを手にして貧しい人びとのところへと急ぐ修道女の姿を見たいのです」
 マザーの言葉を胸に、ロザリオを手にとって祈ってみませんか。


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