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鷺沼教会月刊誌 Communio (コムニオ 一致)

2004年8月号
鷺沼教会の皆様へ
サレジオ会修道士 鈴木真一
鈴木修道士(ソロモンの子供たちと)


 ご無沙汰しております。暑く、夏らしい天気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
私は3年ほど前、調布のサレジオ神学院から派遣され、主にジュニア会と青年会と親しくさせて頂いた鈴木真一と申します。当時は神学生として鷺沼教会のお手伝いをさせて頂きましたが、個人的な理由から今修道士として修道生活を送っております。

 さて、私はこの夏より宣教師としてソロモン諸島に派遣されることが決まりました。以前から宣教師ということに淡い憧れを抱いていたわけですが、自分の望みとサレジオ会の要望がこの度うまく合致致しました。ソロモン諸島には、過去2回DBVG(ドンボスコ海外ボランティアグループ)のメンバーとして参加した過去とがありますが、のどかで、美しく、すばらしい所です。もちろん、それは私たちがボランティアとしての立場ゆえに、当地の人々が私たちによく接して下さったためでしょうが。「短期滞在」というつまみ食いにすっかり魅了されました。

 今年は、DBVGとしてソロモン諸島に派遣されるはずでしたが、諸事情により、そこへは派遣されず、とりあえず夏休みの期間はパプア・ニューギニア(PNG)へ行くことになりました。(ちなみに鷺沼教会の青年の手嶋さんと一緒に活動をしますので、彼女のためにもお祈り下さい。)そして、ソロモン諸島へ行く準備もかねて、DBVGの活動の後しばらくPNGに滞在し、それからソロモン諸島へ向かう予定です。
 これからしばらく異国での生活が始まります。日本の便利な生活と、全く変わった生活環境が待っていると思いますが、当地の人々の生活に習い、のんびりとやっていこうかと思います。
 鷺沼教会のクリスマスコンサートでトランペットを吹かせて頂いたように、私は派遣先でやはり音楽を中心とした活動が出来ないものかと考えております。私には、エンジンや農業といった、恐らく当地の人が一番必要としている技術を持っておりませんので、そういう活動をしている人にとっては、やや遊びや趣味ととられやすい活動かもしれません。しかし、ソロモン諸島、特にガダルカナル島は5年前に民族紛争のため、当地の人々は精神的にひどく傷ついていると聞きました。自分に何が出来るか分かりませんが、音楽を通して何とか癒すことが出来ないものかと考えております。
 そこで、大変図々しいお願いですが、もし皆様のご家庭で、しばらく演奏されない不幸な楽器(といえば失礼かもしれませんが)があれば、譲って頂けませんか? 実は楽器そのものが不足しておりまして、当地の会員にその話をもっていったところ、「大いに結構、是非やって下さい。ただし楽器はありません」という状況です。リコーダーやピアニカといった楽器から金管・木管楽器に至るまで種類は問いません。よろしくお願いします。

 そういうわけで、しばらくの間、鷺沼教会の皆様とお会いすることは出来なくなりますが、祈りの内に一致しましょう。先の見えない活動ですが、どうか皆様のお祈りと励ましをお願い致します。

 それでは、行ってきます。

 


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