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鷺沼教会月刊誌 Communio (コムニオ 一致)

2005年2月号
四旬節の精神
− 復活の神秘を喜びのうちに待ち望む −
助任司祭 土屋 茂明
ご聖体と仕事
「ご聖体と仕事」
 
 2月9日、灰の水曜日から四旬節が始まります。故中垣純神父の書かれた四旬節についての文章が今でも思い出されます。
 「古来、回心に励む四旬節のことを40日の霊的戦いとか、償いの時期とか呼ぶ習わしがあり、そこには他の時期に比べて、厳しさのあることは確かです。しかし、なによりもその目標からして『徹頭徹尾、内面的な喜びに向けられる』(聖アウグスチヌス)ことを思い起こしたいものです」

 ミサ典書の叙唱「四旬節(1)」−四旬節の精神−にも、「あなたは信じる人びとが復活の神秘を喜びのうちに待ち望み、年ごとに心を清めて迎えるよう導かれます」とあります。
 「祈り」「愛のわざ」「節制」「心のおごりを捨て」「思いあがりを捨て」「悪い習慣を改め」など、四旬節の叙唱はこの期間における心構え、行動目標を指し示しています。
 大切なのは、それらをさりげなく、喜びのうちに実行していくことです。重苦しい、暗いイメージを持たせないようにしたいものです。ちょうど灰の水曜日の福音はこのことを教えてくれるようです。「施し」も、「祈り」も、「断食」も、さりげなく、明るく、偽善者のようにではなく、行いなさい、と主イエスはおっしゃるのです。(マタイ 6・1〜8、16〜18)
 そして、快く、進んで行った「節制の実り」が、四旬節「愛の献金」運動への協力となるなら、すばらしいことです。

四旬節の叙唱
 今年はA年なので、9つの叙唱をすべて使うことができます。ご参考までに、それぞれの叙唱のテーマと中心部の言葉をご紹介します。
  1. 四旬節の精神
    ……復活の神秘を喜びのうちに待ち望み、……祈りと愛の業に励み
  2. 回心の時
    ……過ぎ行くこの世にある私たちが心のおごりを捨て……
  3. 悔い改めの業
    ……節制によって思いあがりを正し、……貧しい人を助け、悔い改めの業を通して感謝を捧げるよう招かれています
  4. 節制の実り
    ……あなたは悪い習慣を節制によって改めさせ、精神を高めて、霊の力と賜物をお与えになります。
  5. 荒野の試み(第1主日)
    ……罪の力に打ち勝ち、清い心で過越しの神秘に与り、復活の喜びを迎えるよう導かれます
  6. 主の変容(第2主日)
    ……苦しみを経て復活の栄光に入ることを、お教えになりました。
  7. サマリアの婦人(A年 第3主日)
    ……その婦人の心に信仰の恵みを与え愛の火を燃え上がらせて回心に導かれました。私たちも救いの恵みを感謝し、……
  8. 生まれながらの盲人(A年 第4主日)
    ……キリストは……まことの光、暗闇を歩く民を信仰に導くかた。罪の重荷を負って生まれた人びとを洗礼の水によって解放し神の子供として下さいます
  9. ラザロ(A年 第5主日)
    ……友の死をいたんで泣き、墓に眠るラザロを呼び起こされたキリストは、すべて罪の闇に住む民を憐れみ、尊い秘跡によって新しい命に導かれます

 

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