ご聖体と病人 先月の11日、ルルドのマリア様の記念日に、「世界病者の日」の主な式典がカメルーンのヤウンデにある「使徒の元后マリア聖堂」で行われました。10年前、アフリカのキリスト者たちは、苦しんでいる兄弟姉妹に対して「善きサマリア人」になろうと決意しました。現在アフリカでは、エイズが多くの人々の苦しみの原因となっています。エイズが、アフリカのいたる所で、苦しみと死の種をまき散らしているのです。 この病気と真剣に闘うためには、人々にいのちの尊厳や正しい性に関する教育を行うことによって、純潔を尊び、責任ある行動をとることを強く呼びかけることが必要です。そして、同時に、行政・医療関係者・司牧者・ボランティアなど、様々な関係者を巻き込んでいくことも不可欠です。これまでの歴史の流れの中で行われてきたように、教会が病人の世話に全力を尽くして献身できるのは信仰によるものです。 |  「ご聖体と病者」 |
「世界病者の日」は、医療司牧がどれほど重要であるかをよりよく理解するきっかけを与えてくれます。病気の時こそ、人生の深い問いに適切な答えをみつける必要があります。痛みとは、苦しみとは、そして死とは……。(第13回世界病者の日の教皇メッセージより引用) 教会の歴史を遡ってみると、ミサに参加できない病人のためにご聖体を聖櫃に納め(保管し)、その後届ける習慣があったことが確認できます。教会は、病人や高齢者に対して、様々なな司牧的配慮をしてきました。現在、聖体奉仕者制度がよく実践されている国があります。私たちも鷺沼教会共同体としてこの努力を続けています。聖体奉仕者と、ご聖体を届けている高齢の方々とが、望ましい司牧関係になっているケースもあります。お届した方々から、逆にたくさんの恵みを頂き、心から感謝しています。 |
2005年度に向けてのあゆみ 昨年10月、教皇様の宣言によって、ご聖体の年がスタートしました。私たちは教会共同体として、ご聖体の神秘をより深く生きるために、年間のモットーを決め、毎日曜日のミサの中で共同祈願として祈っています。「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」(ルカ9・13)というキリストの呼びかけに、一人ひとりが進んで応えることができますように。年が明けて、スマトラ島の地震と津波の被害者のための祈りと金銭的な支援が、この言葉を実践するきっかけとして与えられました。 2月9日の灰の水曜日をもって、私たちは復活祭に向けてのあゆみを始めました。この期間は、点検の時、自分が頂いている力・タレント・ものなどをもう一度見直して、神様の方へ改めて方向づける招きの時でもあります。 求道者の方々も洗礼に向けて最後の準備に入りました。今年は約20名の兄弟姉妹を迎える喜びが与えられます。共同体みんなで、中でも特に代父母として選ばれた方々がお祈りをもって彼らの同伴者になりましょう。
役員・委員の交代:今年は教会委員長と他の委員や役員の交代が行われます。2年間、または数年間の奉仕を心から感謝しています。ご苦労様でした。そして、これから新しく任命された方々はどうぞよろしくお願いします。
私も鷺沼教会から浜松に派遣されることになりました。また、鷺沼教会以外にも第2地区としてもさまざまな変化があります。藤が丘教会と菊名教会の主任司祭も代わります。藤が丘の場合は、主任司祭の異動だけでなく、今まで司牧を委任されていたケベック宣教会からイタリアのミラノ会に代わります。ということは、地区としてもある意味で新しいスタートとなります。 2005年度の基本方針・司牧計画は信徒総会に提出され、そこで承認を得て、新しい主任司祭の指導の下で実践されていきます。
神様が私たちに望んでおられるのは、兄弟愛、分かち合い、温かい雰囲気がある大きな家族、すべての人が喜んでいられる共同体だと思います。イエス様と過ぎ越し(復活)を祝うということは、同じイエス様の霊に生かされている喜びを祝うことです。そのためには清められる必要があります。自己中心的な考え方から一歩踏み出すこと、私たちの心を縛っている執着から解放されること、狭い枠からもっと先に目を向けること、すべての隣人に、特に身近にいる人の中に現存されている復活されたイエス様に目を向けること……。 聖霊の働きに心を素直に開きましょう。
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