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鷺沼教会月刊誌 Communio (コムニオ 一致)

2005年10月号
聖体・一致の秘跡
− 教会の交わりと一致の源泉 −
ご聖体と教会共同体
ご聖体と教会共同体
助任司祭 土屋 茂明
 
 「私たちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。私たちが裂くパンはキリストの体にあずかることではないか。パンは一つだから、私たちは大勢でも一つの体です。皆が一つのパンを、食べるからです。」(1コリント 10:16−17)

 「我々の救い主は、渡されたその夜、最後の晩さんにおいて、自分のからだと血による聖体の犠牲を制定した。それは十字架の犠牲を主の再臨まで世々に永続させ、しかも、愛する花嫁である教会に、自分の死と復活の記念を託すためであった。それは、いつくしみの秘跡、一致のしるし、愛のきずなであり、キリストが食され、心は恩恵に満たされ、未来の栄光の保証が、我々に与えられる復活の祝宴である。」(典礼憲章 47項) 

 「私たちはいま、主イエスの死と復活の記念を行い、ここであなたに奉仕できることを感謝し、いのちのパンと救いの杯を捧げます。キリストの御からだと御血に共にあずかる私たちが聖霊によって一つに結ばれますように。」(ミサ 第2奉献文)

 第2バチカン公会議は、教会を「キリストにおけるいわば秘跡、すなわち神との親密な交わりと全人類の一致のしるしであり道具である。」と定義しました。
(教会憲章 1項)

交わりとしての教会をめざして

 梅村司教様は、司牧書簡「交わりとしての教会をめざして」(2000.12.25)の中で次のように述べています。
<キリストの救いの使命を果たすため、教会は自らが交わりと一致のしるしと道具となるよう努めなければなりません。この実現のために一致の秘跡と呼ばれる聖体は特に大切です。教会の交わりと一致の源泉は実にコムニオと呼ばれる聖体にあるからです。……聖体の祭儀は「教会活動が目指す頂点であり、同時に教会のあらゆる力が流れ出る泉」(典礼憲章 10項)だと言われます。聖体によって、キリストとの一致、またキリスト者相互の一致がはかられ、教会は「キリストのからだとしての教会」として、その交わりを実現しています。従来はどちらかというとキリストとの一致ばかりが言われていたように思います。キリスト者相互の一致という面がもっと強調されてしかるべきではないでしょうか。>

鷺沼教会共同体の交わりと一致のために

 ここのところ、ミサ中の「共同祈願」で「11月に行われるバザーにむけて、聖体を共にいただく私たちが交わりと一致を深め、強めていけますように」と祈っていますが、数々の行事の中でも、「教会バザー」は交わりと一致を深め、強めるための素晴らしい機会だと思います。
 ただし、気をつけないと、小坂神父様が「祝い日の悪魔」(9月18日の鷺沼教会ニュース)で指摘されているように、お互いの理解、協力、思いやりなどを忘れてしまって、不満やいさかいを生じてしまう危険もあるわけです。そのためにも、「聖体を共にいただく私たち」であることを常に思い起こし、祈りと犠牲で支えあう必要があるのでしょう。
 

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