AGA(男性型脱毛症)の治療について



AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。

成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が薄くなっていきます。遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。抜け毛が進行し、薄毛が目立つようになります。

2005年に発売されたAGA内服治療薬であるプロペシアを当院では処方しております。

ではどうしてプロペシアがAGAに有効なのか?

AGA(エージーエー)の脱毛部にはDHT(ジヒドロテストステロン)が高濃度にみられ、これが毛髪周期の成長期を短くする原因物質と考えられています。成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。その結果、薄毛が目立つようになります。

毛髪周期とは

これは髪の毛1本、1本別々に周期というものが存在します。
一番伸びる時期が生長期、生長がとまり退行する時期が退行期、さらに発毛が停止する時期を休止期と呼びます。
髪の毛の数が一定に保たれているのは、髪の毛1本ずつ周期が異なり、抜け落ちる髪の毛と生える髪の毛のバランスがあるからなのです。
生長期は4〜7年、退行期は2〜3週、休止期は数ヶ月といわれています。
一般的には60〜80本位の毛が1日当り抜け落ちています。

先ほど登場したDHT(ジヒドロテストステロン)は5α-還元酵素という酵素によってテストステロン(男性ホルモン)からつくられます。

このプロペシアは5α-還元酵素を選択的に抑制します。その結果DHT(ジヒドロテストステロン)が作られにくくなるわけです。
さらにDHTが減少することによって、正常の毛髪周期に戻り発毛が促進されることにつながるというとになります。



AGAに対する効果はどのくらい期間内服すればみられるのか?

もちろん個人差はありますが、内服後おおよそ3ヶ月から遅くても6ヶ月までには効果がみられます。
ただしこの薬の効果とは脱毛の遅延なども効果ありと判定しますので、決して全ての方に発毛促進効果があるわけではありません。そうしたものも含めると90%位の方に効果は見られます。

プロペシアの効果はいつまで続くか?

ではこの薬はいつまで飲めば大丈夫なのかという問題です。
効果がみられた方でも実際は内服を中止すれば、再びDHTの産生がおきてしまいます。
残念ながら一定期間内服すれば、あとは大丈夫というものではありません。

副作用は心配ないか?

こちらのサイトを参照していただき簡単に説明いたします。
やはり主な副作用としては性機能障害(1%未満)や性欲の減退(1〜5%)が挙げられます。
過敏症(発疹や蕁麻疹など)の発現頻度は頻度不明となっていますが、調査時に薬と関係が疑わしいものやあるいは関連性は否定できないものも含まれています。実際にはこの薬が特別に過敏症を引き起こしやすいということはありません。
副作用としての肝機能障害や腎機能障害に関しての記載は特にありません。

料金はいくらかかるのか?

このお薬(プロペシア)は保険適応外です。
当院では1か月分(28錠)で7000円にて処方いたします。(最大3か月分まで)
診察代(初診時、再診時とも)も含まれておりますので、7000円×処方月数分以外には料金は発生しません。