★☆プラグインメニュー = 微小図形削除☆★

 非常に小さくて画面に表示されないような微小な図形を探し出して、それを削除します。
建築の設計図では、施工精度のことのあり、1mm以下の線分(図形)を意識して描くことはないでしょうが、何かのはずみでその様な微小な図形を描いてしまった時に、それを探し出して削除するのに有効です。
 2次元図形の場合は、その図形が収まる最小の四角形の対角線の長さ、3次元図形の場合は、その図形の高さ/幅/奥行きで、判断します。
メニュー【微小図形削除...】を選択します。

ダイアログボックスが表示されます。

 『アクティブレイヤの』 又は、
 『表示レイヤの』 又は、
 『全てのレイヤの』 図形の中で、

 [1   ](任意の長さを入力可能)mm以下の大きさ(左上と右下の対角線の長さ)の図形を、

 『無条件に削除する。』 又は、
 『アクティブにする。』 又は、
 『数える。』

から、条件を選んで、クリックします。

 レイヤについては、文字通りですが、『表示レイヤの』では、グレイ表示レイヤは無視されます。

『無条件に削除する。』では、該当する図形を無条件で削除してしまいます。取り戻すことは出来ません。

『アクティブにする。』では、該当する図形を探し出す毎に、その図形があるレイヤをアクティブにし、その図形を中央にして画面を拡大し(ただし、3次元図形の場合は、正しく表示されないことがあります。)、図形を選択状態にした上で、ダイアログボックスが表示されます。
「次の図形へ」、「削除」、「終了」から処理を選択できます。
「次の図形へ」では、選択状態を解除して、次の図形を探します。図形はそのまま残ります。
「削除」では、その図形を削除してから、次の図形を探します。図形は残りません。
「終了」では、その状態で処理を中止します。従って、その状態からその図形を任意に編集することが出来ます。
 その図形が極端に小さい場合以外は、画面で選択状態の図形(探し出した図形)を見ることが出来ますが、レイヤ名に同じものがある場合は、その図形があるレイヤをアクティブに出来ないことがあります。

『数える。』では、該当する図形の数を数えます。数えるだけで図形はそのままです。

 いずれの場合も、VectorWorksと同じフォルダーにVectorWorks標準の‘Output.txt’ファイルが作成されますので、エディター(ワープロ)からそれを開くと、レイヤ毎に、削除した/アクティブにした/数えた、図形の種類、中心座標、対角線の長さ/高さ/幅/奥行きを知ることが出来ます。

 2D基準点、3D基準点、光源は無視されます。グループ図形は、グループ図形全体がその対象になります。従ってグループ図形内部の図形は、対象になりません。同様に、シンボル図形は、シンボル図形全体がその対象になります。従ってシンボル図形内部の図形は、対象になりません。
 レイヤ名に同じものがないようにします。

!!注意!警告!!
一度削除してしまった図形を取り戻すことは出来ません。
!!警告!注意!!

 事前に保存し、万一必要な図形を削除してしまった場合は、[復帰]を実行するか、バックアップファイルを作成されておくことをお勧めします。
 この【微小図形削除】を使用して生じたいかなる損害等については、いかなる補償も行いません。この点をご承知の上で、ご使用ください。

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(C)Ver2.2 5 January 2002 Copyright YUUMORI Akihiro

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