VectorWorks では、図形に“クラス”を設定することができます。

次のように、ツールパレットごとにクラスが設定されています。
ツールを選択した時に該当するクラスがあれば、そのクラスの設定によって図形は作図されます。
該当するクラスがなければ、次に表の内容で、そのクラスが登録されます。

Ｎｏ	名　称	ツール パレット	クラス	クラスの設定			作図される 線の太さ
				線の色	線の太さ	面の色
１	配管継手	配管符号	配管一般	水色	0.30mm	なし	0.15mm=6ﾐﾙ 0.30mm=12ﾐﾙ 0.50mm=20ﾐﾙ
		管継手等
		排水継手
２	配管弁類	弁類	配管弁類	水色	0.30mm	なし	0.15mm=6ﾐﾙ 0.30mm=12ﾐﾙ 0.50mm=20ﾐﾙ
		計器類
		ポンプ機器類
３	空調記号	空調配管	空調記号	緑色	0.15mm	なし	0.15mm=6ﾐﾙ
		ダクト記号
		ダンパ記号
４	空調換気	単線ダクト	空調換気	水色	0.30mm	なし	0.15mm=6ﾐﾙ 0.30mm=12ﾐﾙ 0.50mm=20ﾐﾙ
		複線ダクト
		送風機
		吹出し口吸込み口
９	配管ダクト共通	配管ダクト共通	配管ダクト共通	水色	0.30mm	なし	0.30mm=12ﾐﾙ

クラスとしての設定は上記のようになりますが、
‘線の太さ’は、ＣＡＤシンボル基準に準拠するために、実際に作図されるシンボル図形ではクラス設定と異なる線の太さで作図されることがあります。
‘線の色’は、ＣＡＤシンボル基準に準拠していません。

ツールパレットごとに作成される図形の作成時のクラスを変更することはできませんが、【クラス設定】ダイアログボックスによってクラス設定の図形属性は変更できます。
作成された図形のクラスは、データパレットから変更することはできます。

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